実際に儲かるのか?

フリーランスと言ってもさまざまな業種があります。
どれを仕事にするかで仕事の量や収入は変わってきます。
一般的にフリーランスとして始めやすいのは、ライターやDTPデザイナーといったものが現実的でしょう。
在宅で始めやすい上に、パソコンとネット環境が整っていれば可能です。
ライターはワードや文字検索チェックができるソフトがあれば尚良いですし、デザイナーはグラフィック系の専門ソフトの他にフォントを購入する必要があります。
近年はソフトを購入するよりもネットを通して使用するのが主流になりつつあるので、月々の利用料金で始められて手軽です。
従来に比べると初期投資はかなり抑えられます。

フリーランスとは、一般的に「個人事業主」と呼ばれています。
そのため、下請けという形で仕事を受けていても毎年確定申告が必要になります。

仕事の取り方は、ライターの場合はクラウドソーシングが主流になってきています。
もちろん直接依頼を受けるケースも見られますが、クラウドソーシングでも月々30万~50万程度の収入を得る人も珍しくありません。
DTPデザイナーの場合もクラウドソーシングの利用は増えていますが、定期的に仕事が入るような企業の下請けや顧客を掴んでしまえば、年収600万~1,000万円を超える人もいるのが現実です。
自分が得意とするものがあれば、企業に勤務するより在宅でフリーランスとして起業する方が良いという例はたくさんあります。

しかし、このようにフリーランスとして成功している人は、あくまでごく一部であるというのも現実です。
やりたいことだけやれるわけでもなく、こんなはずではなかった…と後悔しないためにもフリーランスの仕事の実情を知り、リスクを把握した上で挑戦するべきでしょう。

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